今回のテーマは、少しだけ勉強になっちゃうかもしれない(?)記事です。
最後まで読むと、あなたの人生に役立つかもしれませんので、よろしければご覧ください!
今回のタイトル、「認知・判断・行動」は、あまり聞き慣れないかもしれませんが、人間の行動や思考プロセスを説明する上で、とっても重要な概念なんです。
これらは密接に関連していて、私たちの日常的な生活から複雑な問題解決まで、あらゆる場面で機能しています。
1つずつについて簡単に説明します。
認知とは、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を通じて外界からの情報を収集し、それを理解・解釈するプロセスです。
たとえば、目の前に赤いリンゴがあることを認識したり、会話の中で相手の言葉の意味を理解したりすることが認知にあたります。
認知は、過去の経験や知識に基づいて行われるため、人によって同じ情報でも異なる解釈をすることがあります。
判断とは、認知した情報に基づいて、複数の選択肢の中からどれを選ぶのかを決定するプロセスです。
たとえば、赤いリンゴを見て「美味しそうだな」と感じ、食べるかどうかを判断したり、相手の言葉の意味を理解し、どのように返答するかを判断したりすることが判断にあたります。
判断は、個人の価値観や目標、状況などによって異なり、必ずしも最適な選択ができるとは限りません。
行動とは、判断した結果に基づいて、実際に行動するプロセスです。
たとえば、食べることを決めたリンゴを手に取ったり、返答することを決めた言葉を話したりすることが行動にあたります。行動は、私たちの意思や感情、身体能力などによって制約され、必ずしも意図した通りに実行できるとは限りません。
(具体例)
出かける前に空を見上げたら…
「あ、灰色の雲が広がってきた」(認知)
「そろそろ雨が降ってきそうだな」(判断)
「折り畳み傘を持っていこう」(行動)
というようなことですね。
認知・判断・行動は、互いに影響し合っています。
たとえば、認知が誤っていれば、正しい判断をすることができません。また、判断が誤っていれば、適切な行動をとることができません。さらに、行動の結果は、次の認知に影響を与えることがあります。
実際の工事の現場では、この認知・判断・行動の連続です。
上記のような細かな知識を覚えていなかったとしても、現場の作業スタッフはこのサイクルを繰り返しながら、日々、安全施工を行っているんです。
あなたも、「認知・判断・行動」を知らなかったとしても、ここまで読んでくださったということは…
この記事の冒頭を見て、
「なんか変なタイトルの新着記事がある」(認知)
「少しだけ読んでみようかな」(判断)
「(指でスクロール!)」(行動)
という過程を無意識のうちに行っているんですね(きっと…)。
今回のテーマは、工事に限らず、生きていく上で役立ちそうな知識だと嬉しいです。
中村電設では、このような幅広い知識をもとに安全施工に取り組んでいきます。
更新日 : 2025.9.1. 9:00