交通信号機工事の専門会社として1971年に発足により、交通信号機設備・交通情報板工事なども行なっております。
千葉県内交通信号機設備の移り変わり(紹介)
1.電柱
電柱のスリム化(美観性の向上)
太いコンクリート柱から細い鋼管柱へ外配管を無くし、配線は鋼管柱内を通す方式になりました。
2.灯器
電球からLED化により
- 消費電力は1/6以下になり、電線も細くできました。(省エネ化)
- 薄型・軽量化となり、表示部の小型化(φ300からφ250に)とフードの廃止により、更に薄型・軽量化が進み、台風等の強風による影響が軽減されました。
- 強い日差し(西日等)による視認性の悪さがなくなり安全性が向上しました。
3.停電でも消えない信号機設備
阪神淡路大震災において、停電により信号機が止まり道路が大混雑になったことを契機に、自動起動発動発電機が導入されました。最近は、リチウムイオン電池を使用した装置も導入されています。
電源箱(災害対策用)発発コネクタ
停電時、電力会社からの回線を切り離し、発電機側端子に切替えて、外部の発電機から信号機に電気を供給します。
自動起動発動発電機
停電になると自動でエンジンが起動し、信号機に電気を供給します。停電時に備え定期的に自動でエンジンが回り、試験運転をしています。
交通量の多い交差点に設置されています。
静止型非常用信号機電源付加装置
このBOX内にはリチウムイオン電池が内臓されており、停電になると、交流の100Vに変換して、信号機に電気を供給します。
千葉県信号機工事安全連絡協議会(千信協)について
2011年の東日本大震災時、千葉県内も津波や液状化により信号機の障害が多発しており、道路交通に甚大な支障をきたし、
早期の復旧が求められました。
これを機に県内の工事業者(10社)により災害時に備えた連絡体制を整えるために、翌2012年12月に「千葉県信号機工事安全連絡協議会(千信協)」を発足させました。
そして2014年6月17日千信協は、大規模災害時に障害を受けた信号機の応急復旧に敏速に対応するために、県警本部と協定を締結しました。
これに伴い千信協として2014年から毎年の九都県市合同防災訓練に参加しており、更に安全大会を実施するなどし、加入各社作業員の安全意識の高揚とスキルアップ等を図っています。
当社はその事務局として活動しています。
九都県市合同防災訓練
千信協安全大会